ジャアファリー司令官「革命防衛隊が管理している軍港では商取引など行われていない」
2011年07月04日付 Jam-e Jam 紙

 ジャアファリー革命防衛隊総司令官は、「本機関〔=革命防衛隊〕はその他の軍事組織と同様、複数の軍港を保有しているが、そこでは商取引など一切行われていない」と述べた。

 革命防衛隊総司令官のモハンマドアリー・ジャアファリー少将は昨日、メフル通信とのインタビューで、革命防衛隊管轄の軍港で商業活動が行われているとの指摘が一部にあることについて質問に答え、次のように述べた。「これは逸脱した議論だ。我々が見るところ、〔革命防衛隊の名誉を傷つけることに〕利害を見出している連中が触れ回っているものにすぎない」。

 同氏はさらに、「このような議論を持ち出すことで、こうした連中は密輸が本当に行われている場所から、政府やその他機関の注意をそらそうと目論んでいるのだ」と続けた。

 同氏は同時に、「当然のことながら、軍事情勢ゆえに軍は複数の軍港を自らの管理下においているが、そこでは商品の取引など一切行われていない。彼らがこうした問題を持ち出すことは、逸脱している」と明言した。



※訳注:革命防衛隊が自らの管理する空港や港湾施設で商品の密輸に手を染めているとの噂は、ハータミー政権の時代から囁かれ、当時のキャッルービー国会議長がこの問題を指摘したこともある。

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( 翻訳者:鳥光真理子 )
( 記事ID:23187 )