シリア:反体制活動家、外国の軍事介入を拒否しつつ、国際社会の政治的・経済的圧力に期待
2011年07月13日付 al-Hayat 紙

■シリア:抗議行動を行う活動家、外国の軍事介入を拒否

2011年7月13日『アル=ハヤート』

【イスタンブール、ニコシア:AFP、ロイター】

シリアの反体制活動家は、SNSのフェイスブックの「シリア革命2011」のページ上で、全ての外国の軍事介入を「断固として拒否する」と断言した。彼らは同時に、バッシャール・アル=アサド体制に対する国際的な圧力を呼びかけた。

これら活動家達は次のように書いている。「シリア国民はアル=アサド体制に対するさらなる国際的な圧力を歓迎し、国際社会に対して制裁と、国際司法裁判所への起訴と、政治的、経済的ボイコットを求める。だがいかなる軍事介入をも断固として拒否する」。

一方、複数の人権団体はシリアの体制の命令によって逮捕されたすべての民主化活動家たちの保釈と、彼らに対する補償を要求した。

シリア人権機構(SWASIAH)は声明の中で、彼らが「シリア政府に対し、暴力の悪循環を止めるため、曖昧さのない明確且つ真摯な措置をとること、加害者の処罰、あらゆる形態の身体的拷問の停止、すべての逮捕者の釈放、補償を求める被害者たちの要求に門戸を広く開放するよう求めている」と述べた。
さらに同機構は、「抑えのきかない暴力が激化し、そのことが日々犠牲者をもたらしている事態を非難する」との意思を示した。
シリア人権監視団に関して言えば、「逮捕活動はシリアの複数都市に及び、特に夜間の逮捕は、道行く通行人や女性への暴行、家宅捜索や家財破壊といった現地住民への虐待を伴っている」と継続的に非難している。

複数の(人権)団体の発表によると、シリアの治安部隊は去る金曜日と土曜日に、医師らをヒムス(シリア中部)とダイル・アッ=ザウル(同東部)で逮捕したとのことだ。

ダイル・アッ=ザウルでは、フサームッディーン・クバイスィー医師が、45分間にわたる金曜日の「熱い」スピーチを行った後に逮捕された。

(後略)

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( 翻訳者:和島歩美・榎本飛鳥・高橋真理江 )
( 記事ID:23318 )