AKPメルスィン地方議員、「原発は一番クリーンとインターネットに書いてある」
2011年08月03日付 Radikal 紙


公正発展党(AKP)党員でメルスィン県議会議員のギュルは、「インターネットで調べたところ、世界で一番クリーンなエネルギー源は原発だ」と発言した。

公正発展党(AKP)党員でメルスィン県議会議員のイブラヒム・ギュルは、原子力発電について、原発について知識がある人もそうでない人までもこぞって持論を述べており、環境派は市民を誤った知識で振り回しているとし、「世界で最もクリーンなエネルギー源は原発である。原発には煙もないしすすもな い」と述べた。また、「原発に関する知識はどこで得たのか」という問いに対しては「インターネットで調べた」と答えた。


ロシアがメルスィン県ギュルナル郡で建設している原発関連の取り組みは現在も続けられている。企業はメルスィンのスィリフケのホテルに作業員が宿泊させており、反原発主義者たちの標的となった。原発反対プラットフォームとグリーンピースのメンバーらは、ロシア人作業員が宿泊しているホテルの前で抗議デ モを行った後、ボズヤズ郡における海岸で「反原子力抗議のためのテント」を建てた。また、AKP(公正発展党)党員の県議会議員たちも原発に関する記者会見を行った。

ギュル議員は、原子力発電所の建設により2000人の雇用が創出されると述べ、ロシアによる管理について次のように解説した:

「アククユ原子力発電所の管理はロシアが行う。私たちは原発について技術的な点で十分ではないからだ。例えて言えば、トラックを得たところが、運転の仕方を知らないといえる。私たちは運転席の横に座り、見習い期間、有資格者としての期間を経て、私たちはトラックを動かせるようになる。」


ギュル県議員は、ある記者からの「原子力発電に関するこんなに詳しい知識をどこで手に入れたのか。AKPあるいはエネルギー大臣が情報を提供しているの か」という質問に対して、「AKPもエネルギー大臣も情報は提供していない。私は経済学部の卒業だが、研究者気質がある。インターネットで調べたのだ。原発プロジェクトについてむやみやたらに(周囲の情報を)信じるのではなく、インターネットで広く調べた」と答えた。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:23532 )