「日本と痛みを分かち合う」展、アンカラで開催
2011年08月07日付 Zaman 紙


昨日、人類の歴史において暗黒の瞬間(時)のうちのひとつが66周年目を迎えた。

1945年8月6日、人間性はいわば赤いインクで消されてしまい、何千人もの人々は、原爆によって命を落とした。アメリカは、第二次世界大戦を終結させるために日本の広島の街に原子爆弾を投下した。原爆の破壊力の影響を今日でさえ見ることができる日本は、数ヶ月前にも津波と福島原発の爆発によってさらなる苦難を経験している。アンカラの青年プラットフォームのメンバーは、広島での原爆投下66年目に日本に“痛みを分かち合っています”というメッセージを送った。初めはブルサで開かれ、日本の津波や原発事故の被害を示す写真や絵が飾られた「日本の痛みを分かち合っています」という展示会が、首都アンカラで一般に公開された。

ザーフェル・チャルシュス・アートギャラリーでの展示会開会セレモニーは、菊間茂日本大使館文化担当官とアンカラ広域市関係者が加わって行われた。青年プラットフォーム運営委員会委員のエルハン・エルドンメズ氏は、日本人の心に届くように、トルコとして絵画・写真・イラストコンテストを開催したと述べ、コンテストに出された250作品のうちから33作品を選出したと述べた。展示会は、トルコ各地に巡回させたいと述べるエルソンメズ氏は、ブルサの後、2番目の開催地がアンカラであることを幸いに思うと述べた。
文化担当官の菊間氏は、展示会にかなり感銘を受けたと述べ、展示会を開催したことでトルコの若者が日本が一人ではないことを示してくれていると述べた。

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( 翻訳者:倉田杏実 )
( 記事ID:23568 )