ダヴトオール外相シリア訪問を前に、シリア強硬姿勢鮮明に
2011年08月08日付 Milliyet 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がシリアに対して行なった「我々の忍耐は限界に達した。火曜に外務大臣をシリアへ送る」という発言に対し、シリア政府から返答があった。

シリアのアサド大統領の顧問を務めるブセイナ・シャアバーン氏は、「トルコは(自国で起きている)市民や軍や警察に対する武装テロリスト集団の残虐な殺人行為と罪を非難しようとしない。アフメト・ダヴトオール外相がシリアへ強硬なメッセージを送るならば、我々はトルコのその態度に対しより強固な返答を行なう」と述べた。

シャアバーン氏は、シリアの国営通信社のSANAに対し「トルコ政府が(二国間の)文化的・歴史的結びつきゆえにシリアの問題を単なる外国の問題として捉えないというならば、シリアはいつでも友人たちの議論を喜んで受け入れた。しかしそれが内政に対する国際的もしくは地域的干渉ならば、いつでも拒絶した」と述べた。

エルドアン首相は金曜の晩、シリアで起きている問題に対し忍耐の限界に達したと述べ、次のように語った。
「火曜日に外務大臣をシリアに送る。会談で我々はもはや強固なメッセージを伝えるつもりだ。今後のプロセスは、シリアの返答と行動次第である。我々はシリアの問題を外の問題と見なしていない。シリアの問題は我々にとって内なる問題なのだ」

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( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:23586 )