ハッキャーリで軍車列に爆弾、12人犠牲に [後に9名に訂正]
2011年08月17日付 Radikal 紙


ハッキャーリで軍の車列の通行時にPKKが事前にしかけた爆弾が爆発し、1人の村落警備兵を含む10人の軍人が死亡した。

[訳者中—犠牲者の数をめぐっては報道に混乱があったが、後にトルコ軍8名、村落警備兵1名の計9名と訂正された。]

ハッキャーリ県チュクルジャで軍の車列を狙った地雷を爆発させたPKKは、事件現場に向かった兵士らを罠に落とし入れた。軍の"BTR" とよばれる装甲車が通ったとき、道に埋めたれた地雷が爆発した。装甲車を破壊した地雷にはC-4種の爆発物が使われており、5地点に約100キロの対戦車用地雷が使われたとみられている。その後、トルコ軍に対しロケット弾での攻撃もおこなわれた。

■チュルケル知事、犠牲者8名の遺体収容、2名は捜索中

ハッキャーリ県のチュルケル知事は、17日夕刻、DHA通信記者の電話でのインタビューに答え、すでに1名の村落警備兵を含む8人の遺体を収容したと述べた。知事は、名前をあげないながらも、「いま8名の遺体がこちらにある。2名の遺体はまだ収容されていない。犠牲者の一人は少佐、他は軍曹だ」と述べた。

知事によると、犠牲者のために、明日、ハッキャーリ山岳コマンド司令本部で追悼式が行われるという。

■攻撃は次のように行われた

17日の早朝、この地域を担当する村落警備兵が道路に埋められた地雷を発見した。これをうけ、ハッキャーリとチュクルジャ間の交通は遮断され、地雷処理と交通路の安全確保のため、装甲車で兵士が現場に送られた。

しかし軍の部隊が、村落警備兵の発見した地雷地点に到達する以前に、PKKは、装甲車に対して使われる対戦車用の爆発物と、C4種の爆弾を爆発させた。約50キロの爆弾の爆発で3台の装甲車は大きく破壊された。装甲車のうち1台は吹き飛ばされて、ザプ川に転落した。銃撃戦の発生した現場での2度目の爆発で、村落警備兵1名が犠牲になった。

エルドアン首相は、午後の会見で犠牲者の数を、村落警備兵1名を含む9人と発表していた。しかし、その後、凶報がさらにはいり、ザプ川に転落した車両から3名の遺体が確認され、犠牲者の数は12名に増えた。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:23673 )