トルコ航空、機内での忘れ物14万点を販売
2011年08月20日付 Radikal 紙


トルコ航空の機内の忘れ物で、入札により販売される品物のなかには、オスマン・ハムディ・ベイの絵画「カメの調教師」の複製にベビーカー、大太鼓にギター、ステッキに麦わら帽子、スケートボードから眼鏡、電気掃除機にオーブンに至るまで様々なものがある。

トルコ航空遺失物追跡センター、補償およびクレーム係りのチーフを務めるエメル・エルソンメズ・カチャル氏は、倉庫には2010年に旅行客が忘れた478個の中身の入ったバッグ、573台のベビーカー、32台の車いす、14,390個の持ち主不明品があること、こうした遺失物は、金額を書いた紙を封書に入れ封印して提出してもらい、オークションの形で売り出されると述べた。エメル・エルソンメズ・カチャル氏は、倉庫に預かっている物品は1年間の保管期間を経て入札で売りに出されると説明し、規則によって売上金は5年後に会社のものとなること、またこれらの品物は5年間たたないと会社のものとならず、会社のものとならないために慈善団体に寄付することもできず、慈善団体もこれらのものを5年間保管することもできないため、売りに出すことを明らかにした。カチャル氏は「トルコ航空の乗客がバック以外で最も多く忘れるのはベビーカーです。次に多いのが車椅子、電子機器そしてほとんどが私物です。飛行機で台本や入れ歯を忘れた方もいます。松葉杖、ステッキの忘れ物もあります」と述べた。

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( 翻訳者:山本涼子 )
( 記事ID:23704 )