警察、衛星放送受信機の回収にむけた抜き打ち計画を実施
2011年08月13日付 Mardomsalari 紙


 首都テヘランの警察官らは抜き打ち計画によって、テヘラン西部地区から衛星放送受信機を一掃し、〔一度押収されたにもかかわらず〕再びパラボラアンテナを設置した人々を司法当局に告発した。

 イラン学生通信(ISNA)の報告によると、この作戦で警察官らは、司法令状をもって〔‥‥〕〔テヘラン西部の〕エクバーターン地区にて「ラーポル」作戦を実施し、〔‥‥〕パラボラアンテナの回収を行ったという。

 首都警察はまた、パラボラアンテナ回収計画が以前に実行されたにもかかわらず、所有者がアンテナを再設置した地域で、パラボラアンテナの再回収を実施、さらに司法令状を手にこれらの人々の住居に立ち入り、衛星放送受信機の押収も行った。他方で、この件で違反行為に問われた者たちは司法当局に告発された。

 イラン学生通信によると、警察は以前から、衛星放送受信用パラボラアンテナを押収されたことがあるにも拘わらず、再度パラボラアンテナを設置した者は司法当局に告発されるだろうと警告を発していた。

 この計画の実施は、社会的安全計画の一環として行われているもので、警察による対策と抜き打ち計画によって、テヘラン西部地区からは衛星放送用のパラボラアンテナ及び受信機が一掃された。警察の発表によると、この計画は土曜日からテヘランの残りの地区でも始まる予定だという。

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( 翻訳者:齋藤奏恵 )
( 記事ID:23709 )