バスィージ、ソマリアの人々への募金集めに協力
2011年08月15日付 Jam-e Jam 紙

 建設バスィージ機構の長官は、ソマリアの困窮者たちへのイラン国民の支援を募る活動に、全国のバスィージ基地2000カ所が協力することを明らかにした。

 マジード・ホラーサーニー司令官は昨日、ソマリアの困窮者たちへの市民による支援活動に関する記者会見の席上で、「ソマリアの困窮者たちを支援しようという、多くのバスィージ隊員の声に配慮し、また『被抑圧者の動員(バスィージ)』機構長官のご判断もあって、ガドルの夜が終わるまで、バスィージ基地は市民からの支援を募る活動を行うことになった」と述べた。

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 同長官はさらに、「イラン=ソマリア間の距離は長く、運搬コストもかかるため、今回の支援はもっぱら現金で募る予定だ」と指摘した上で、「メフル銀行の口座番号284000が、市民からの募金のために用意されている」と述べた。



※訳注:バスィージとは「動員」の意で、革命防衛隊配下の民兵組織を指す。「被抑圧者の動員」の略。「ガドルの夜」とは、徹夜の礼拝を行うラマダーン月19日、21日、23日の夜のこと。

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( 翻訳者:太田里美 )
( 記事ID:23725 )