イラン、国防製品の見本をお披露目
2011年08月24日付 Jam-e Jam紙

 国内の専門家らの手によって作られた巡航ミサイル「ガーデル」、国産魚雷システム「ヴァルファジル」、船舶用エンジン「ボンヤーン1」の3つの軍事・国防製品の見本が、昨朝マフムード・アフマディーネジャード大統領が見守る中、発表された。

 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、この3つの見本は昨日の「国防産業の日」を記念して、マーレク・アシュタル大学で開かれた式典の中で発表された。

 ミサイル「ガーデル」は海上巡航ミサイルの一種で、射程距離は200キロメートルに及び、高い破壊力によって、小型艦船や戦艦などの海上目標物、さらには敵の沿岸目標物を標的にすることができる。

 大統領が見守る中で発表された2つめの見本は、国産魚雷システム「ヴァルファジル」である。これは220キログラムの弾頭をもち、敵の重量級艦船をも破壊することができるもので、潜水艦からの発射が可能である。

 3つめの見本は船舶用エンジン「ボンヤーン1」である。この製品の開発計画は、増加の一途をたどる海上部隊からの戦略物質への需要をまかなうことを目的に、1388年〔2009年〕から国防軍需省海上機構で始まった。このエンジンは、国内のポテンシャルをフル活用して開発されたもので、850馬力を誇る。〔‥‥〕「ボンヤーン1」エンジンは近い将来、軍事用の艦船だけでなく、民間用の船舶にも活用される予定となっている。

いかなるものであれ、侵略行為に対するイランの応答は破壊的なものとなるであろう

 イラン大統領は式典での演説の中で、イランの国防政策は抑止を基本としていると強調した上で、「われわれは軍事力を、他国を征服したり、人類を支配したりするために用いようとは考えていない」と述べた。

 イラン国営通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はさらに、「われわれは自らの軍事力を、侵略行為を防ぎ、不正義を阻止するために用いるつもりだ。こうしたアプローチは、他国を征服し、諸国民の財産を略奪するために軍事力を用いている人たちのやり方とは異なる」と続けた。

 アフマディーネジャード大統領はその上で、「敵が敢えて侵略を行おうとは考えないこと、敵が侵略を計画し、意思決定を行う段階で、そうした決定を避けようとするまでに、破壊的で悔いの残るような応答を敵に確信させること、最高の抑止力とはこういうものである」と語った。

〔‥‥〕

(本記事はAsahi中東マガジンでも紹介されています。)

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(翻訳者:斎藤正道)
(記事ID:23736)