エジプト:人権団体ら、同団体を狙う組織的中傷を非難
2011年08月25日付 al-Hayat 紙

■エジプト:人権団体ら、同団体を狙う組織的中傷を非難
2011年8月25日
【カイロ:アル=ハヤート】

36の人権団体は、市民グループ団体、人権団体、また多くの独立した政治団体の権利に対してエスカレートする組織的中傷を非難し、この中傷は市民グループ団体が金銭や寄付を国外から違法に受け取っているという嫌疑に基づいて国防相代理が調査を行う間続くだろうと述べた。

またエジプト人権機構のハーフィズ・アブー・サアダ議長は昨日(24日)記者会見で、「人権団体を制するために、国家治安法の口実を与えたり、それらの団体の活動に融資したりすることは新しい考えではない。これらは全ての権威主義体制全体が従ってきたものなのだ。」と述べた。

アラブ人権ネットワークのジャマール・イード局長は、市民グループ団体、人権団体に対する政府の組織的中傷を即時停止することと、関係当局のコミットメント―つまり、まずクレームと人権団体報告書に対する返答を行い、それを公式見解として定期刊行物で発表すること―を要求した。

一方で、エジプトのシーア派は、《統一と自由党》の名のもとに、初の政党を発足することを決定した。そしてこの政党は、次期議会選挙戦の真っただ中に参入すること、そして同党は政治と宗教の混同を禁止するとともに《市民国家》のコンセプトをスローガンとすることが報道された。

シーア派思想家のアフマド・ラーシム・アル=ナフィースは支持者の署名を集めること、そして党の書類を来月初めに政党担当委員会に提出することを表明した。

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( 翻訳者:渡辺亜実 )
( 記事ID:23743 )