今年のテヘランの大気汚染は過去最悪
2011年08月24日付 Jam-e Jam紙

テヘラン、最近の5カ月間で「清浄日」は1日もなし

【社会部:プーラーン・モハンマディー】何年も前から交通渋滞と大気汚染という2つの問題に悩まされてきた大都市の住民にとって、テヘラン市民はここ5カ月間、ただの1日も「きれいな」空気を吸えずにいるというニュースを耳にすることは、容易に聞き飛ばすことのできない辛い現実と言えるだろう。

 テヘランの大気汚染が危機的状況に陥ってすでにしばらくが経つが、最近では大気汚染についての話題も、すでに陳腐なものになってしまった感がある。そのため当局者でさえも、この話題についてあまり触れようとしなくなったほどだ。恐らく、沈黙によって市民の不安を刺激するのを避ける狙いがあるのだろう。しかし実のところ、最近のテヘランの大気汚染の状況が良くなったわけでは決してないのである!

 テヘランの大気汚染の状況は、医者もさじを投げる病のようなものである。改善へのいかなる期待も持てない。最悪なのは、この先数か月の大気汚染に関する市の責任者らの予想が、汚染の改善に希望がもてるような余地をまったく残すものではないばかりか、この状況が続けば、今後数週間から数カ月間にわたって、テヘラン市民はさらなる大気汚染を覚悟しなければならないということを警告する内容だったことだ。

155日間で「清浄日」は一日もなし

 実に残念なことだが、1390年に入ってから5カ月間[イラン暦1390年元日は西暦2011年3月21日]が経ち、テヘランの住民はいまだにただの1日もきれいな空気を吸えずにいる。

 しかしもっと残念なのは、テヘランの大気の状況を計測する機器が動き始めてからの8年間で、1390年は観測史上、最悪の汚染状況を記録したことである。155日間ずっと空気は汚染されたままで、ただの1日も「清浄日」がなかったこと、これが今年に入って最初の5カ月でテヘラン市民が経験したことなのである。

〔‥‥〕

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(翻訳者:熊沢絵那)
(記事ID:23812)