国軍航空部隊、軍事演習を実施「カスピ海での脅威に対応」
2011年09月07日付 Jam-e Jam 紙

 チートフォルーシュ空軍司令官は、カスピ海地域での海からの脅威に対して、国軍航空部隊は毅然とした対応を取ると述べた。こうした発言は初めてのことである。

 ファールス通信によると、国軍航空部隊による大規模軍事演習「ヴェラーヤトの聖域を守る者たち3」の報道官を務めるホセイン・チートフォルーシュ空軍司令官は、同演習のプログラムを説明するために開かれた記者会見の席上で、カスピ海地域からの脅威に対して、国軍航空部隊が毅然とした対応を取る意思を初めて示した。

 チートフォルーシュ司令官は、次のように述べた。「1382年〔西暦2003/4年〕にカスピ海地域で脅威に直面して以降、われわれは即座に必要な対策を講じ、司令部は〔有事に対応する〕準備を整えた。実際、西洋諸国はすぐに自らのしでかした行為を悔い、降参してきた」。
〔※訳注:ここで指摘されている「脅威」が具体的にどのような歴史的事例を指しているのかは不明〕

 同司令官はその上で、「これらは、我らがイスラームの大地に対するあらゆる種類の脅威に、国軍航空部隊が〔つねに〕対応できる状態を取っていることを示す事例だ」と強調した。

 3回目となる大規模軍事演習「ヴェラーヤトの聖域を守る者たち」は、国軍航空部隊によって、昨日よりタブリーズをはじめとするイラン北西部で開始された。この演習は10日間続けられる予定。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:23880 )