国際スポーツ調停裁判所、チャンピオンズリーグ問題でフェネルバフチェの提訴を却下
2011年09月09日付 Zaman紙


UEFA(欧州サッカー連盟)チャンピオンズリーグの出場権を剥奪され、その撤回を求めていたフェネルバフチェに対し、国際スポーツ調停裁判所(CAS)は提訴を棄却した。

CASはホームページ上で、サッカー連盟はフェネルバフチェのチャンピオンズリーグへの出場を認めないこと、UEFAはフェネルバフチェに変わり、トラブゾンスポルに出場権を与えたことを改めて発表した。

発表では、フェネルバフチェがチャンピオンズリーグ出場を求めて、CASに提訴したとし、八百長疑惑によりフェネルバフチェへの捜査が継続中であることが明らかにされた。

■フェネルバフチェ・クラブ法律顧問 エミン・オズクルト弁護士:「CASの決定には驚いていない」

トルコサッカー連盟(TFF)がフェネルバフチェのチャンピオンズリーグへの出場権を剥奪したことに対し、フェネルバフチェが暫定措置として行った緊急要請を、国際スポーツ調停裁判所(CAS)が却下する決定を出したことは、フェネルバフチェにとっては予想されたことであった。

フェネルバフチェ・クラブ法律顧問 エミン・オズクルト弁護士は、アナトリア通信に行った会見で、CASがこの件に関して出した結論は驚くべきものではないとし、「なぜなら様々なバランスがこの問題に関わっていることが問題となっていました。我々に対しなされる可能性のある措置は、32チームで構成されるチャンピオンズリーグのシステムを破たんさせる可能性がありました。この裁判は(今後)多くの裁判を引き起こすことになる可能性がありました。こうした点から今回の決定は意外なものではありません」と語った。

「CASはすでに我々の提訴を受け取りました」と語るオズクルト氏。「書類はすでに調査が開始されました。要請却下の結果、フェネルバフチェは賠償請求の姿勢を強めています。もしフェネルバフチェがチャンピオンズリーグへの出場を許されていたなら、リーグ出場報酬という形で様々なお金が払われるはずでした。もちろんその損害額はもうはっきりとしています。」

ミシェル・プラティニUEFA会長は、フェネルバフチェがヨーロッパチャンピオンズリーグを出場禁止となったことについて会見を行っていたが、それについてオズクルト弁護士は、「我々はこの問題を、サッカー界の問題はサッカー界内部で解決するという考えのもと、国際スポーツ調停裁判所に持ち込みました。UEFAにとってもCASは、権威ある司法組織としてみなされています。よって司法に一任した問題において、組織の上層部の介入など想像したくないし、客観性に影を落とすような発表は避ける必要があります。判決を下す者たちが、偏見をもたないことを望みます」とコメントし、会見を締めくくった。

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(翻訳者:杉田直子)
(記事ID:23900)