革命防衛隊、PJAKに対する攻撃を再開
2011年09月04日付 Jam-e Jam 紙

 革命防衛隊陸上部隊はテロ組織PJAK(ペジャーク)に対する一ヶ月間の猶予期間を経て、この組織への作戦行動を再開した。

 革命防衛隊陸上部隊の報告をもとにイラン国営放送が伝えたところによれば、ラマダーン月〔断食月〕の一ヶ月間、イラン北西部国境地帯から〔国外へ〕撤退するための猶予が、テロ組織PJAKや悪党どもに与えられていた。しかしこの猶予期間〔中の撤退〕が守られなかったため、革命防衛隊陸上部隊のハムゼ・セイエドッショハダー基地の戦闘員たちは新たな作戦を開始したという。

 この報告はその上で、「今回の作戦はイラン北西部国境の汚れた地域〔=PJAKの潜伏場所〕を一掃し、サルダシュト一般地帯の高地からテロ組織PJAKを駆逐することを目的として開始されたもので、現時点までにこの組織に対して多大な打撃を加えた」と付け加えている。

 この報告はさらに、次のように強調している。「悪党どもやテロリストといった反革命的存在の汚れを国境地帯から完璧に洗い流し、絶対的かつ恒久的な安全を確保して、地域の発展と拡大に対する障害が除去されるまで、作戦は続けられる予定である」。

 この報告によれば、反革命勢力やテロ組織PJAKが被った損害が具体的にどの程度なのかについては、今後発表される予定とのことである。

 ここ数ヶ月間、革命防衛隊陸上部隊は複数の作戦行動によって、テロ組織PJAKの勢力をイラン北西部の一部地域から排除することに成功し、この組織の構成員多数を殺害している。

Tweet
シェア


関連記事(駐イラク・イラン大使、イラク外相に反論「対PJAK攻撃はイランの権利」)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:神田浩輝 )
( 記事ID:23902 )