一転、PKK系クルディスタン自由の鷹(TAK)、アンカラ爆弾テロへ犯行声明
2011年09月23日付 Hurriyet 紙

一昨日、アンカラで爆弾をつんだ車によって引き起こされ、3名の死者、34人負傷者をだした爆弾テロに対し、テロ組織PKKの独立系分派で、都市部でのテロを行っている「クルディスタン自由の鷹(TAK)」が犯行声明を発表した。

TAKは、テロ組織PKKのスポークスマンをつとめるインターネットサイトに掲載された声明で、この襲撃を自分たちが行ったと認め、これは始まりであり、攻撃は続くとの脅迫を行った。声明では、「すでに警告しているように、もはや組織としていかなる遠慮もしない。あらゆる場所が攻撃の対象となる。あらゆる場所が標的である」と述べられた。

PKKが今日までに都市部で行った爆弾攻撃の一部は、2003年に結成されたTAKが実行している。「クルディスタン自由の鷹」の略号であるTAKは、PKKの一部として動いてはいるが、完全に独立した組織を装っている。TAKのテロを、PKKは自身の行動としては認めていない。TAKは、これまで多くの都市部で爆弾テロを行った。その一部は、次のようなものである。

―2007年6月10日 イスタンブルのバクルキョイで31人が負傷した爆発
―2005年7月17日 アイドゥン県クシャダスで観光客をのせたミニバス、その一週間後に、イズミル県チェシュメでごみ箱に仕掛けられた爆弾の爆発。これにより、5名の観光客と警官1名が死亡し、34人が負傷した。
―2010年10月31日 イスタンブルのタクスィム広場で、警察詰め所への爆弾。32名負傷。
―2007年5月23日 アンカラのウルス地区での道路工事での爆発。7名死亡、102人負傷。
―2011年8月26日 アンタリヤのコンヤアルトゥ海水浴場と、8月28日のケメル市民海水浴場での爆発。6名の観光客が負傷。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:24054 )