情報相、「BBCと通じている者たち」に警告:映画関係者ら、映画協会の声明に反発
2011年09月26日付 Jam-e Jam 紙

 芸術家を含むBBCペルシア語放送の国内協力者たち数名が逮捕されたとのニュースが報じられてから、情報省がこの報道内容を認める声明を発表するまでの時間的間隔はごく短いものであったが、今回情報省は、この逮捕劇のさらなる詳細について明らかにした。また情報相も、このニュースチャンネルの協力者への対応方法について説明した上で、BBCペルシア語放送に通じている者たちの逮捕は〔BBCへの対抗策の〕始まりにすぎないと強調した。

 数日前にもモハンマド・ホセイニー文化イスラーム指導相が、情報・公安当局によって6名のドキュメンタリー制作者が逮捕されたことを発表している。その際、イギリス諜報機関に必要な情報を提供したというのが、逮捕者たちの主な容疑であることが明らかにされたが、この件で逮捕された者たちの氏名については一切触れられていなかった。こうしたなか、一部のニュースサイトは逮捕者の身元について、モジタバー・ミールタフマーソブ、ハーディー・アーファリーデ、モフセン・シャフナーズダール、キャターユーン・シャハービー、そしてナーセル・サッファーリヤーンであると報じている。

 こうした報道を受け、イラン映画協会は声明を発表、今回の出来事〔=ドキュメンタリー制作者の逮捕〕に抗議の意志を示し、逮捕について「同僚たちが制作したドキュメンタリー映像がBBCテレビ局に販売されたことをめぐって、大いなる誤解が生じたことに起因するものだと考える」と表明した。

 映画協会のこうした声明に対し、一部の映画関係者からは反発の声が上がった。〔例えば〕文化イスラーム指導省映画部の管理・評価局長は昨日、BBCのようなメディアへの協力は禁じられていることが、法律に明記されていると強調している。

 このような状況の下、昨日ホッジャトルエスラームのモスレヒー情報相は、イランで活動するBBCペルシア語放送の協力者や関係者に関してすでに重要な情報を得ており、情報省はこの偽メディア・ネットワークと関係を持つ複数の人物を〔逮捕された者たちとは〕別に召喚して、その実態の捜査に努めていると述べた。

〔…〕

BBCが政治・諜報機関であることを露呈

 情報相は「イランで活動するBBCペルシア語放送の協力者や関係者に関する重要情報は既に入手済みである」と発表した。イラン学生通信によれば、ホッジャトルエスラームのヘイダル・モスレヒー氏は、情報省がこの事件〔の捜査〕に関与している理由についての質問に答えるなかで、「重要なことは、イギリスの情報機関がBBCを隠れ蓑にして、新たな破壊的反イラン活動に着手したということである。情報省の関与は、イギリスの破壊活動に対する防壁としての意味だけでなく、多くの人々が同国の情報機関の罠にかかって、汚れてしまうことを予防するという意味もある」と述べた。

 また情報相は、次のように付け加えた。「我々は必要最低限の逮捕しか行っていない。しかし、今回の措置はこの問題に対する我々の活動の始まりに過ぎない。必要な場合にはいつでも、誰に対しても遠慮することなく、断固とした態度で自らの責務を実行するつもりだ」。

〔…〕

 モスレヒー氏はまた、「イランでのBBC関係者の逮捕に対するBBCペルシア語放送の反応は、きわめて迅速かつ明確に、BBCが独立かつ中立であるという主張が嘘であって、メディアでさえもないということを露呈するものであった。このことはまた、情報省の措置がどれほど重要・正確・効果的であったかを示している」と付け加えた。

 情報相は、以前にBBCへの協力の禁止が発表されたことがあったかという質問に答えるなかで、「イランの国益を守るために発動されたこの禁止命令は、以前に何度も直接的・間接的を問わず発表されてきた。なぜなら、BBCは基本的にただのメディアではないからだ。それはむしろ、メディアの姿をしてはいるものの、その正体は政治的・諜報的任務を帯びたバハーイー=シオニスト組織なのである」と説明した。

〔…〕

 情報相はその上で、「この反イラン的・反イスラーム革命的組織との接触ないし何らかの協力を考えているすべての〔反体制〕分子に警告する、それ〔=BBC〕の見た目の魅力やスローガンに欺されてはならない、と。我々はこうした〔BBCとの間の〕通信を監視しており、適切な取締りを適宜実行に移していく」と強調した。

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( 翻訳者:神田浩輝 )
( 記事ID:24143 )