国会開会―BDP議員、国会で宣誓するも、抗議も
2011年10月02日付 Radikal紙


トルコ大国民議会(TBMM)第24会期第2立法年は8人の国会議員の逮捕が陰を落とす中、いくつかの抗議行動と共に始まった。

平和民主党(BDP)の議員たちは、トルコ国会総会の議場に一斉に入り、逮捕された議員たちの名札を机に立て、「抗議行動」に出た。立法年最初の会議であるため、国会事務局により、議員たちの机に花束が置かれた。

■軍関係者は全員参加

議場にはネジデト・オゼル参謀総長兼陸軍大将と軍司令官たちも全員参加した。アブドゥッラー・ギュル大統領が議場に入った際、共和人民党(CHP)のアリ・ルザー・オズチュルク議員とヌル・セルタル議員は立ち上がらなかった。ギュル大統領のテロに関する発言に対しては、平和人民党議員以外は議場にいる者みな拍手をした。同様に、ギュル大統領の「法は政治的優越性の道具ではない」との発言には共和人民党の議席の後ろの方から小さな拍手が起こった。平和民主党議員たちの宣誓式を見た唯一の党首は、民族主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首となった。ビュレント・アルンチ副首相は、一部の平和民主党議員の宣誓に拍手をした。

■ベンギ・ユルドゥズ氏は来なかった

先日ある女性とビールを飲んでいるところを撮られた写真が報道され、このため党との関係が悪化したバトマン選出のベンギ・ユルドゥズ議員は、国会に「理由なく」姿を現さなかった。一方、総会に来た共和人民党のメルスィン選出のイサ・ギョク議員は前日にスィリヴリ刑務所で宣言した通り、宣誓を行わなかった。総会では逮捕中の国会議員の名前は呼ばれなかった。

■早口での宣誓

平和民主党のセラハッティン・デミルタシュ党首は、国会に姿を現すと、宣誓が憲法上の義務である事に触れた。平和民主党議員たちはゆっくりと壇上に上がり、早口で、小さな声で宣誓文を読んだ後、すぐに壇上を離れた。平和民主党議員たちは宣誓の際、他の政党と同様、お互いに拍手を送らなかった。この際、国民党(UP)などは平和民主党の国会参加に、国会前で抗議した。

■ホラー映画がうまれる

監督・作者でもある平和民主党のスッル・スュレイヤ・オンデル議員は、国会でも注目を集める人物の中の一人だった。オンデル議員は、国会の印象についての質問には、「とても人が多いんだね」と答え、国会の座席の座り心地が悪いと冗談を交えながら話した。「座席には馴染めなかった・・・ムスタファ・カレムリ氏に対する取り調べを支持している。全く意味がないが・・・。」

オンデル議員は、「国会から映画はうまれるか」との質問には笑みを浮かべながら、「この国会からはホラー映画がうまれる」と述べた。オンデル氏は、ギュル大統領からよりはっきりした話を期待していたと強調した。

■トゥールク議員からザナ議員へ熱い祝意

国会への登録を前日に終えた平和民主党議員たちは、国会にも総会の議場にも一斉に現れた。議場に入った後、アイセル・トゥールク議員は、レイラ・ザナ氏をキスをして祝した。無所属議員たちは入り混じって座り、国会の中で「一帯感」を演出した。

■ザナ氏は宣誓で何を言ったのか

1991年にクルド語による宣誓で問題になったレイラ・ザナ氏の宣誓に対する関心は大きかった。言葉につかえたザナ氏は宣誓のおわりに、「トルコ人Türk halkı」と言う代わりに「トルコ国民Türkiye halkı」と言ったとされた。ザナ氏は外で記者たちの質問に対し、「計画的なものではなく、無意識だった。意識的に言ったのではなく、口から出てしまった」と語った。

夜、国会事務局からは次のような説明がなされた。「録音音声や映像を調べた結果、ザナ氏が宣誓の際、『トルコTürkiye』ではなく『トルコ人Türk milleti』といった事が確認された。レイラ・ザナ氏は憲法に沿った形で宣誓を行った。」

レイラ・ザナ氏は「私がここへ来たのは、平和に対する希望からです。私が求めているのは、すぐにでも国が平穏、平和、民主主義、そして自由を手にすることです」と語った。

■エルトゥールル・キュルクチュ議員のクズルデレのバッジ

メルスィン選出のエルトゥールル・キュルクチュ議員は、襟にクズルデレで殺された友人を表したカーネーションがあしらわれたバッジをつけていた。キュルクチュ議員は、宣誓の後、手を胸に置き、議場にあいさつをした。キュルクチュ議員は前日に出演したテレビ番組で、以前国会に行った事があるかと質問されると、国会占拠のために何年も前にいったことがあると話した。

■パヴェイ議員の環境保護主義行動

総会では抗議行動を行った人物がもう一人いた。共和人民党のパヴェイ議員は総会の議場に、ジャケットの中に「自然を守れ」と書かれたTシャツを着て登場した。パヴェイ議員は水力発電所などに対し抗議していたことが分かった。

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(翻訳者:南澤沙織)
(記事ID:24152)