アタライ副首相、「死者数は、未確認」―トルコ・ヴァン地震
2011年10月23日付 Yeni Safak 紙

ベシル・アタライ副首相は、ヴァンで発生した地震に関連し、死者数、負傷者数は現時点でははっきりしていないとのべ、「ヴァン市内で10前後、エルジシュでは25~30のビルと、学生寮1棟が崩壊した」と述べた。

ヴァンで発生した地震ののち、首相府で緊急対策会議が開かれた。会議ののちベシル・アタライ副首相が記者発表を行った。発表を、「みなさん、ゲチミシュ・オルスン(苦労や病気をねぎらう表現)」の言葉ではじめたアタライ副首相は、地震の規模は6.7で会議では地震に関して情報を集め、被災地への緊急援助物資について話しあったと述べた。
(訳者注:マグニチュードはのちに7.2と発表された。)

関連するすべての大臣が会議に呼ばれたと言うアタライ副首相は、「ヴァン県知事やエルジシュ郡知事、また被災地から届いている情報によると、ヴァン市内で10棟前後のビルの倒壊があった。エルジシュでは、25から30のビル、1棟の学生寮が倒壊している。村でも被害があるだろう、とくにヴァン市近郊で。アラキョイ村、モッラーカースィム村などの村々で、おそらく相当数の被害があるようだ。村については、まだきちんとした確認はとれていない。しかし、現在、県知事がヘリコプターで回って村々に関する作業を続けている」と述べた。

新月社のムシュ、エラズゥー、エルズルムの倉庫から大型トラックで物資を運んだというアタライ副首相は、テント、ストーブ、食料がまず優先的に被災地に送られたと述べた。アタライ副首相は、エルドアン首相がイスタンブルから現場に向かうと述べ、彼自身も関係者とともに、まもなくヴァンに向かうことを報告した。アタライ副首相は、保健相のレジェプ・アクダーは既に現地入りしており、「2機の飛行機と4機の救急ヘリコプターが現地に入った。保健面は問題なく進んでいる」と述べた。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:24321 )