瓦礫の下、ユヌス君をまもった亡くなった男性の手
2011年10月24日付 Radikal 紙
救出された時のユヌス君
救出された時のユヌス君

ヴァン県エルジシュ郡で起きた地震の後、救出活動は続いている。23日夜、地震で瓦礫の下から救出された少年の写真が示す事実は、人々の胸を締め付けた。 

13歳のユヌス君はインターネットカフェで地震に遭った。瓦礫の中で生存者の声を確認した救助隊が救出活動をおこなった結果、ユヌス君は(その瓦礫の)下から救出された。この間、救出現場にいたザマン紙のカメラマンのキュルシャト・バイハンとロイター通信の特派員のレンズに写った画像で、ユヌス君の左肩に誰かの腕が置かれていたことがわかった。
捜索救助隊が救出作業を行った結果、その腕はユヌス君を守ろうとした人物の遺体のものであることがわかった。この人物の身元は今のところわかっていないが、小さなユヌス君の命を守るために偉大な自己犠牲を払ったことは明らかである。

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:24336 )