231名の国会議員が声明「独裁者たちの滅亡はアメリカの敗北」
2011年10月26日付 Jam-e Jam 紙

 231名の国会議員は、〔中東〕地域の独裁者たちの没落を歓迎し、さらにイラン・イスラーム共和国が〔駐米〕サウジアラビア大使の暗殺を謀ったと主張する、アメリカの新たな陰謀を非難する声明を出した。

 昨日国会の公開本会議場で読み上げられたこの声明は、ホスニー・ムバーラク〔エジプト元大統領〕、ザイヌッディーン・ビン・アリー〔ベンアリ・チュニジア元大統領〕、ムアンマル・カッザーフィー〔リビア・カダフィ大佐〕、及びアリー・アブドゥッラー・サーリフ〔サレハ・イエメン現大統領〕ら、〔中東〕地域の独裁者たちの没落について触れた上で、

世界の政治構造にあって、独裁者たちはアメリカの権力の手足となっていた。彼らの没落によって、地域におけるアメリカの力も衰退への道を歩み始めている。イラクやアフガニスタン、中東での同国の政策の失敗によって、今や危機はアメリカ社会の内部にまで及んでいるのだ。

 と指摘する内容となっている。

 この声明はまた、反ウォールストリート運動、及びアメリカ国民から上がる同国の為政者への抗議の声について強調した上で、次のように指摘している。

犯罪者カダフィがリビア国民の意思によって討ち滅ぼされたことに対し、世界中、なかでもイラン国民からは歓喜のうねりが生まれた。このことが示したのは、神聖なる動機の下で沸き起こった人民の意思は、これらの力〔※独裁者、あるいは欧米諸国のことを指すものと思われる〕をも打ち倒すだろう、ということだ。

 アリー・ラーリージャーニー国会議長も国会での審議前の冒頭演説のなかで、チュニジアでの選挙でイスラーム主義勢力が勝利を収め、イスラーム的権利の復活に向けて人々が舵を取ったことに触れ、「チュニジアは、最近の反圧制蜂起の旗を掲げた最初の国であり、〔同国で起きた〕覚醒の炎はエジプト、イエメン、及びバーレーンを飲み込んでいった」と語った。

 同氏はまた、ハーメネイー革命最高指導者が〔アラブ諸国で〕これらの革命が起きた当初から、現代におけるイスラームの目覚めについて指摘されていたことについて触れ、「この〔チュニジアでの〕選挙の結果は、〔ハーメネイー最高指導者の〕こうした現実的理解の正しさを確証するものである。表面しか見ようとしない西洋、ならびに一部アナリストらも夢のなかににまどろんでいるかのごとき分析から目を覚ますべきだ」と述べた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:24353 )