犠牲祭近づく、犠牲獣の売上好調
2011年10月31日付 Zaman 紙


犠牲祭が近づき、犠牲獣(牛や羊)の市場は活気づいている。

イスタンブルのゼイティンブルヌ・ベルグラド門に設営された家畜販売所では、(犠牲獣が)飛ぶように売れている。販売者は、牛の価格が4,000TL(約17万6千円)から9,000TL(約39万7千円)、羊も600TL(約2万6千円)から1,500TL(約6万6千円)の間で推移しているといい、この状況に満足している。手元にわずか3頭の犠牲獣が残っているだけという家畜販売者のヤシャル・オズチュルクさんは、「イスタンブルのヨーロッパ側で犠牲獣が売り切れたら、アジア側には残っているかもしれませんよ」と話す。ヒュスニュ・カラギョズさんは価格が昨年より上昇していると説明する。カラギョズさんは、「私はカスタモヌ県から20頭の犠牲獣を持ち込んだが、2頭が残るのみ」と語る。

羊を売るメムドフ・ジェイランさんも今年はとてもよく売れるといい、「我々の最低価格は一頭600TL(約2万6千円)です。わざわざ買いに来てくれた人に羊が残っているよう、(羊の確保に)努めています」と語る。

市場に犠牲獣を買いに来たスレイマン・オルネキさんは、値段が昨年の相場よりも高いことに不平をこぼしていた。昨年3,600TL(約15万8千円)で買えた同じ重さの犠牲獣に今、7,000-8,000TL(約30万9千円―約35万3千円)の値がついていると説明する。

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:24415 )