イスタンブルで、アフガニスタン・パキスタン首脳会議
2011年11月01日付 Zaman 紙


イスタンブルで本日(1日)開催が実現されるトルコ・アフガニスタン・パキスタン三カ国首脳会談の前に、トルコのアブドゥッラー・ギュル大統領は昨日(31日)二カ国のリーダーとそれぞれ個別に会談した。

三者の会談はアフガニスタンでタリバンとの和平交渉を行っていたブルハーヌッディーン・ラッバーニー元大統領が襲撃により死亡して以来初となる。そのためギュル大統領は会談で、アフガニスタンのハーミド・カルザイ大統領とパキスタンのアースィフ・アリー・ザルダーリー大統領に向けて「元々この地域での緊張は高まっている。メディアを通して(互いの)考えを伝えていくと同時に、不利益をもたらすような発言は控える必要がある。緊張を増幅させないようにしましょう」というメッセージを述べた。
“怒れる兄弟”として知られるパキスタンとアフガニスタンを、トルコは2007年に初めてアンカラでの三カ国首脳会談で集めた。今回の首脳会談は6回目である。各国の首脳に加えて、二カ国の参謀総長と情報機関の長官もイスタンブルに集まる。アフガン政府が、ラッバーニー元大統領の暗殺はパキスタンで計画されたと主張しているのに対し、パキスタン政府はこれを否定している。アフガン側はパキスタンがタリバンや他の武装組織のことも支援しているとしている。

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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:24424 )