ヴァンで再びM.5.6の地震、ホテル倒壊
2011年11月10日付 Yeni Safak 紙


ヴァン県でエルデミットを震源に、M.5.6、続いてM.4.5の地震が再びおきた。

ボアジチ大学カンディル地震研究所国内地震観測センターの発表によると、昨晩(9日)21時23分に、ヴァン県エルデミット郡を震源に、M.5.6の地震が発生した。それにつづき、M.4.5の地震が再びおこった。

■ホテルと予備校のビルが倒壊

ヴァンで21時23分に発生した地震で、ホテル1棟と予備校のビル1棟が崩壊した。現在入っている情報によると、崩壊したのはフェヴズィ・チャクマク元帥通りにあるバイラム・ホテルとされている。このホテルは、この地方に取材に訪れる新聞記者やその関係者が使っているという。一方、市内では日干しレンガ造りの家の倒壊も、一部発生している。

郡災害緊急事態局は、倒壊現場に多数の救出チームを派遣した他、エルジシュにいたチームも、ヴァン市に呼ばれたという。

一方、トルコ赤新月社の発表によると、ヴァンで発生したM.5.6の地震ののち、トルコ中の赤新月社の物資基地にある15000帳のテントをトラックにのせて運搬するようにとの指示がだされた。また、担当チームが地震のあった場所に送られ、事態の推移を直接追うという。

■エルデミト市内では倒壊はない

トルコ赤新月社は、5.6の地震によってエルデミト郡の中心部では倒壊は発生しておらず、エルデミト国立病院も正常に機能していると発表した。トルコ赤新月社によると、赤新月社の担当チームはすでにエルデミトに到着しているという。(中略)

一方、M.5.6の地震のあとも、この地域では余震が続いている。(中略)

■ホテル倒壊現場では、救出作業が続いている

ヴァンで、夜21時23分に発生したM.5.6の地震で倒壊したホテルでは、瓦礫の下からの救出作業が続いている。現在入っている情報によると、フェヴズィ・チャクマク元帥通りにあるバイラム・ホテルが崩壊し、現場には多くの捜索チームと救急車が到着している。

捜索チームはパワーシャベルをつかっての救出・捜査作業を続けている。地震により、数台の車両が瓦礫の下敷きになっている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:24489 )