ギュル大統領から日本の天皇にお悔みのメッセージ
2011年11月11日付 Hurriyet 紙

ギュル大統領は、ヴァンで一昨日の夜発生した地震による日本人医師アツシ・ミヤザキ(宮崎淳)さんの死去、支援ボランティア・ミユキ・コンナイ(近内みゆき)さんの負傷に関連し、日本の明仁天皇にメッセージを送った。そこでは、「ヴァンで行っていた素晴らしい活動によりトルコの人々の心を今また虜にしたこの心やさしき人々を、私たちは、感謝と敬意の気持ちをこめ、長く記憶してまいります」と記されている。

ギュル大統領は、ヴァンにおけるM.5.6の地震で倒壊したバイラム・ホテルの瓦礫の下でなくなった宮崎医師(注)と、ボランティアの近内さんの負傷に関連し、昨晩、日本の明仁天皇に、お見舞いのメッセージを送った。
ヴァンで10月23日に発生した地震の傷を見舞うため、トルコに送られた日本の支援チームの一員である宮崎さんの死亡、また、近内さんの負傷を知り、深い悲しみを感じているとするギュル大統領のメッセージは次のようなものである。

「トルコと日本の間の、歴史的な友好と協力の一環として、ヴァンで彼らが行っていた優れた活動は、トルコの人々の心を、今一度、虜にするものでした。その心やさしき人々を、私たちは、感謝と敬意の気持ちで、長く記憶してまいります。地震をうけて、日本政府ならびに日本の人々から寄せられた支援は、両国間、両国の国民相互の友好と近しさの新しい一歩として、トルコにおいて、心からの感謝をもって受けとられました。今般の件をうけ、天皇陛下閣下と日本の皆さまに、心からの哀悼の意をお伝えします。故人のご家族、ご友人の皆さまにお悔やみ申しあげ、悲しみが癒えますことを祈念いたします。」

[訳者注:亡くなられた宮崎淳さんについて、トルコの報道では医師と報じられている。]

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:24511 )