イランの若者、核施設を守る「人間の鎖」
2011年11月15日付 Radikal 紙


数百人のイランの学生たちは、イラン政府の核開発計画を守るためなら命も懸ける覚悟があると示す目的で、イスファハーンにあるウラン転換施設前で人間の鎖を作った。

イスラエルのハーレツ紙がドイツ通信社(DPA)を介して伝えた報道によれば、若者らは、同施設前で行った抗議活動で「イスラエルに死を」、「アメリカに死を」などのスローガンを叫んだという。また抗議活動に参加した若者らは、イスラエルがイランの核施設に攻撃を行った場合には抵抗すると話した。

国際原子力機関(UAEK,IAEA)は、2週間前にイランの核兵器開発の動きに関する「確かな」証拠があると指摘する報告書を作成している。

これ以降、イスラエル関係者はイランの核施設に対する攻撃を行うとの威嚇を強めている。

イスファハーンのウラン転換施設、ナタンズのウラン濃縮施設、アラークの重水炉、フォルドのウラン濃縮施設、及びブーシェフルの原子力発電所がイスラエルの空爆対象になる可能性がある。

イラン外交政策委員会のアラーオッディーン・ボルージェルディー委員長は、来週行われるイラン議会の特別会議でUAEKと協力すべきか否かが審議されると発表した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:24553 )