英メディアに見るギュル大統領夫妻イギリス訪問
2011年11月23日付 Milliyet 紙


イギリス女王がアブドゥッラー・ギュル大統領を歓迎し催したバッキンガム宮殿での晩餐会のニュースは、イギリスメディアで写真、映像などで大々的に取り上げられた。BBCは「最高級の王室の儀礼に適った食事の席で、アブドゥッラー・ギュル大統領は燕尾服を着用していた」と報道し、デイリーテレグラフ紙は 「その豪華さ、公務以上に目立つヒール」という見出しのニュースで「15センチヒールのグレーの靴を履いたハイルニサ・ギュル大統領夫人がエリザベス2世 とエディンバラ公爵フィリップ王配殿下の隣でそびえ立っている」と伝えた。

アブドゥッラー・ギュル大統領のイギリス訪問と、バッキンガム宮殿での豪華な接待に関するニュース、そして特に馬車の写真は、イギリスメディアで反響を呼 んだ。英国放送協会(BBC)は、「最高級の王室の儀礼に適った食事の席で、アブドゥッラー・ギュル大統領は燕尾服を着用していた」という一方、デイリーテレグラフ紙は「その豪華さ、公務以上に目立つヒール」という見出しのニュースで「ハイルニサ・ギュル大統領夫人の15センチヒールのグレーの靴」が注目を集め た。

英国放送協会(BBC)は、イギリス女王エリザベス2世がイギリスへ公式訪問中のアブドゥッラー・ギュル大統領とハイルニサ・ギュル大統領夫人を歓迎し、バッ キンガム宮殿において晩餐会を開いたと伝えるなか、「最高級の王室の儀礼に適った食事の席で、アブドゥッラー・ギュル大統領は燕尾服を着用していた」と報道した。

BBCは「ギュル大統領は女王エリザベス2世と共に大広間に入り、その後からハイルニサ・ギュル大統領夫人、エディンバラ公爵フィリップ王配殿下、ギュル 大統領に同伴したアリ・ババジャン副首相、そしてアフメト・ダヴトオール外務相が着席した」と続けた。また、BBCは食事の席でのエリザベス女王とギュル大統領がおこなったスピーチの一部に注目し、「イギリスへ毎年最大2度の国家元首レベルの公式訪問をしている。こうした訪問によって、トルコとイギリスの関係がより強固なものになることが目的とされている」と伝えた。さらに、「訪問には歴史に由来する詳細が参照された。宮殿の晩餐会には、イギリスへ1867年に初めて訪問したスルタン・アブドゥルアズィズが通されたのと同じバッキンガム宮殿の音楽の間が使われた。晩餐会の間、1867年と同じ楽曲が演奏された」と続いた。

■「その豪華さ、公務以上に目立つヒール」

BBCのトルコ語放送は、イギリスの新聞に掲載されたニュースと写真にも注目した。同放送は、デイリー・テレグラフ紙はトップページで「宮殿で東洋の味」という見出しをつけた一方、ハイルニサ・ギュル大統領夫人を前面に出した写真を掲載した。

紙面の他のページで王室の接待を「その豪華さ、公務以上に目立つヒール」という見出しをつけて、様々な写真を掲載した同紙では、「15センチヒールのグレーの靴を履いたハイルニサ・ギュル大統領夫人がエリザベス2世とエディンバラ公爵フィリップ王配殿下の隣でそびえ立っている」と書かれた。

インディペンデント紙では、再びハイルニサ・ギュル大統領夫人とエディンバラ公爵フィリップ王配殿下が隣り合って馬車で宮殿へ向かう写真が目を引いた。

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( 翻訳者:榎本有紗 )
( 記事ID:24627 )