アサド大統領、トルコ国旗を焼かないようにと呼びかけ
2011年11月27日付 Zaman 紙

バッシャール・アサド・シリア大統領は、「頼むから、トルコ国旗を焼かないように。なぜならそれはトルコ国民にとって大きな価値があるものだから」と述べた。

あるインタビューでトルコに関する質問に答えたアサド大統領は、トルコの一部にはオスマン帝国再現を夢見る人がいるが、それは不可能であると述べた。また、アサド大統領は、シリアで起こったいくつかの出来事に言及し、トルコ国旗が焼かれるべきではない、トルコ国民にとっては国旗は非常に重要であるからだ、と述べた。

バッシャール・アサド大統領は、また、シリアの武装集団は、ムスリム同胞・よそ者集団・死刑または終身刑を科された罪人の三つに分かれると述べた。シリア軍からの離脱に関しては、軍から数十人が逃亡しているが、どこの国の軍でもこのような事件があると強調した。

一方、シリアの反政府デモ隊は、今日、全政府軍による軍事作戦で、ヒムス(ホムス)を中心に、ダルアー、デイル・ゾールの町などで、合計16人が死亡し、多くの人が負傷したと発表した。これに対し、シリア政府関係者は、昨日、ヒムス市内で3人の警察官が武装集団に襲われ命を落としたと発表している。

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( 翻訳者:倉田杏実 )
( 記事ID:24673 )