国軍海上部隊司令官、公海上での海上部隊による大規模軍事演習の実施を発表
2011年11月27日付 Jam-e Jam 紙

 イラン・イスラーム共和国軍の海上部隊司令官は、公海上に長期間とどまり続けるだけの能力がイラン・イスラーム共和国にはあると強調した上で、同部隊に所属する潜水艦の力が増強されたことを明かし、「アーザル月7日〔西暦11月28日〕にも、ガディール級の潜水艦三隻が海上部隊の戦力として加わる予定である」と語った。

 イラン国営放送報道センターの報告によれば、サイヤーリー海軍司令官は昨日、アーザル月7日の「国軍海上部隊の日」を目前に控えて開かれた記者会見の席上、近い将来、軍事演習「ヴェラーヤト90」が行われる予定であることを明かし、「この演習は、オマーン海ならびにインド洋北で実施される予定である」と述べた。

 同司令官はさらに、「同部隊による演習はどれも、昨年までとは異なるものとなる予定だ。今年は、〔演習が行われる〕範囲、戦術的装備、ならびに訓練のいずれも、〔外国からの〕脅威に比例する形で実施される予定である」と付け加えた。

 同氏は地対海ミサイルの性能が向上したことを指摘した上で、さらに「この強力なミサイル・システムは、我が国の海岸地帯で活用される予定である」とも述べた。

 サイヤーリー司令官はその上で、「海上部隊は、国内産業界の支援により、ターレグ級の潜水艦の最重要訓練シミュレーターを開発した。このシミュレーターは科学的観点から見て、海外の類似品と比較しても極めて優れた性能をもっている」と語った。

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( 翻訳者:84081043 )
( 記事ID:24742 )