イズミト湾橋の夢、24年後に実現へ―日本のIHI社など
2011年12月09日付 Milliyet 紙


トゥルグト・オザルが大統領の時代に議題に上がったイズミト湾横断橋プロジェクトは、24年後に実現する・・・

トルコの建設会社であるSTFAは、イズミト湾横断橋を建設予定の日本のIHI社との建設工事契約に調印し、橋の基盤と海底での基礎工事を担当することになった。STFAは、橋と陸橋の基礎工事を36か月で完了する予定。

イスタンブルとイズミルを結ぶ高速道路プロジェクトの一環として位置づけられ、イズミト湾を橋で結ぶこのプロジェクトの建設に、トルコの建設会社であるSTFAも参加した。

イスタンブルとイズミル間の移動距離と移動時間の短縮化を図るイズミト湾横断橋プロジェクトは、最初、24年前、トゥルグト・オザルが大統領の時代に議題に上がっていた。STFA社はイズミト湾に橋を建設する日本のIHI社とイズミト湾横断橋の基盤及び海底基礎工事契約に調印した。

STFA社CEOであるメフメト・アリ・ネイズィ氏は、同社が総計2億5千6百万ドル(約199億円)となる、第一の、そして最も重要な部分を請け負う企業体に参画していると述べた。

同氏は、イズミト湾横断橋プロジェクトはSTFAと共に始まったと述べて、「STFAグループはこのプロジェクトのために長年努力してまいりました。1987年に、当時の大統領であったトゥルグト・オザル氏に初めてこのプロジェクトについて説明したのも弊社の創業者セザイ・チュルケシュでした。当時、このプロジェクトはオザル大統領の多大な支持を得たのですが、様々な理由のために今日に至るまで実現されませんでした」と述べた。

2009年に日本の建設会社が受注したことでプロジェクトは始動し、これに11月11日の契約でSTFAも加わることになった。プロジェクトのうちでSTFAが担当する部分は36か月間での完成が計画されている。

<後略>

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:24802 )