イエメン:サーリフ軍、タイズ撤退
2011年12月10日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■イエメン:サーリフ軍、タイズ撤退

2011年12月10日『サバーフ・ジャディード』

【アデン:ロイター】

イエメンの情報筋によると、アリー・アブドゥッラー・サーリフ大統領を支持する軍と革命支持派 の武装勢力は、数十人が死亡する結果となった衝突から数週間たって、タイズ市の街路から撤退した。

また、イエメン当局者によると、タイズ市を正常の状態に戻すために組織された委員会は、衝突の間にサーリフ大統領支持派とその反対派によって道路に設置されたバリケードを撤去し、軍が占拠していた建物からの撤退を監視しているという。

タイズ市では一昨日[8日]、サーリフ大統領を支持する軍の市内からの撤退を求めて、デモ行進が行われた。

一方で、サーリフ大統領が所属する国民全体会議党は、政治的解決の遵守を表明するために、金曜礼拝後に街路で政府を支持する抗議運動を組織するのを中止すると発表した。

国民全体会議党によって発表された声明によると、党本部が採った決定は、イエメンのためのより高尚な利益のための行動に向けた積極的な意欲を示しており、政治的危機の解決が開始されたこと、そして国民全体会議党が野党に対して同党の例に倣うよう強く要請していることを示しているという。

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( 翻訳者:山田洋平 )
( 記事ID:24819 )