オスマン沈没船、紅海でひきあげ
2011年12月15日付 Milliyet 紙

サウジアラビアの都市ジッダの400キロメートル南部のグンフダフ港で、1909年に沈没したオスマン帝国の船舶が引き上げられた。

アラビア語のエル・メディーナ紙のニュースは、グンフダフ港で行われた調査の結果、1909年にイタリア軍艦によって沈められた船が見つけられたと伝えた。この海底開掘作業は、船の航行の障害を取り除くために行われたものである。

歴史家のガジ・ビン・アフメド・エル・ファキフ氏によると、80万ドルの費用を要した開掘で引き上げられたオスマン船舶は、オスマン帝国の司令官であったスレイマン・ シェフィク・アリ=ケマルが支配していた海域で沈没したものだる。その時代、グンフダフ港はオスマン帝国の統治下にあり、スレイマン・ シェフィク・アリ・ケマル・パシャ がこの土地を治めていた。

歴史家たちは、船がグンフダフ港ですでに引き上げられ、保護下に置かれる予定であるとし、船体を博物館とするよう呼びかけた。

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( 翻訳者:畔上曜子 )
( 記事ID:24849 )