パレスチナ:ウライカート氏「入植者による犯罪は『戦争犯罪』に達し、人種差別へつながる」と強調
2011年12月16日付 al-Quds al-Arabi 紙

パレスチナ:ウライカート氏「入植者による犯罪は『戦争犯罪』に達し、人種差別へつながる」と強調

2011年12月16日『クドゥス・アラビー』

【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル】

パレスチナ解放機構(PLO)執行委員会のメンバーであるサーイブ・ウライカート博士は金曜日[16日]、外国の外交官たちに対し、イスラエルの入植者たちがパレスチナ人に対し犯した犯罪は「戦争犯罪」に達していると強調した。

ウライカート氏がプレス声明で述べたところによると、同氏は外国の外交官との会見中に、入植者によるモスクや木々への放火は、「無実の人々の殺害や住宅に対する攻撃といった犯罪の延長でしかなく」、これらの行動は「占領と入植政策の必然的な結果」であると外交官たちに伝えた。

入植者らは、最近ヨルダン川西岸地区において、モスクや木々にまで及ぶいくつかの放火作戦を実行し始めたと指摘されている。最近では木曜日[15日]に行われており、入植者らがあるモスクに放火し、人種差別的なスローガンを書き残した。

また、ウライカート氏は昨日[15日]、イギリスのヴィンセント・フィーン総領事、スペインのアルフォンソ・ポルタバレス総領事、ベルギーのジェラール・コックス総領事とそれぞれ個別に会談した。

そしてウライカート氏は「占領による状況悪化は、人種主義、アパルトヘイト、そして暴力、無秩序、過激主義、流血の事態の二乗をもたらすだろう」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:田中大樹 )
( 記事ID:24861 )