トルコ航空パイロットはまるで国連―47カ国、267人!
2011年12月23日付 Milliyet 紙

トルコ航空(THY)では、47カ国、267人の外国人パイロットが働いている。

トルコ最大の航空会社であり、世界でも急速にシェアを伸ばしているトルコ航空(THY)では、2442人のパイロットが働いている。このパイロットのうち2175人はトルコ国籍者であるが、267人の外国国籍のパイロットも世界を飛んでいる。

外国人パイロットの中でイタリア人が27人と最も多く、27人がスペイン人、21人がギリシャ人、16人が日本、15人がデンマーク、13人がイギリス、そして12人がドイツ国籍である。

この他、THYにはベルギーとアイルランドから10人づつ、メキシコから9人、オーストラリアから8人、セルビアから7人、ブラジル、カナダ、オランダとアメリカから6人づつ、フランスとスロバキアから5人づつ、オーストリア、チェコ共和国、ニュージーランド、ルーマニア、南アフリカとスウェーデンから4人づつ、ハンガリー、ノルウェーとロシア連邦から3人づつ、アルジェリア、クロアチア、イラン、パキスタン、マレーシア、ポーランドとスロベニアから2人づつ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、チリ、コロンビア、リビア、北キプロス・トルコ共和国、モーリシャス諸島、パラグアイ、ポルトガル、韓国、モルドヴァ、シンガポール、スイスとシリアからも1人づつがパイロットとして働いている。

■外国人パイロットに対し求められる基準

THYは、民間航空総局(SHGM)によって定められた基準にしたがい、飛行管制局と協力して用意された公開の基準により、外国人パイロットを勤務させている。年齢、学歴、飛行・犯罪歴の記録のような一般的な個人情報のほか、パイロットライセンス、飛行経験、健康証明書、最終飛行日、英語能力証明書とトルコ航空で現在行われている筆記試験・面接に合格するというような、技術基準により外国人パイロットを入社させている。

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( 翻訳者:藤田晶弘 )
( 記事ID:24930 )