エジプト:アル=バダウィ氏、議会に参加するために宗教を利用する者たちを批判
2012年01月02日付 Al-Ahram 紙
アル=バダウィ氏、議会に参加するために宗教を利用する者たちを批判
■アル=バダウィ氏、議会に参加するために宗教を利用する者たちを批判
2012年1月2日『アル=アハラーム』
【ジャマール・アブー=ダハブ】
ワフド党党首であるアル=サイイド・アル=バダウィ氏が参加したことで、マルサー・マトゥルーフ市では史上最長となる選挙の行進が行われた。同行進は、ワフド党の立候補者らを支持するもので、11キロの長さに及んだ。
行進は、マルサー・マトゥルーフ市の東20キロに位置するアル=ガラーウラ地区から始まり、ワフド党の立候補者の写真を載せた500台以上もの自動車と共に同市の通りを巡回した。その後アル=バダウィ氏は大人数の民衆が参加した選挙集会を開催し、そこで議会の議席が、金銭で、あるいは誤った方向への導き、詐欺、あるいは指示によって獲得されたのであれば、その正当性は失われると述べた。
そして、アル=バダウィ氏は、議席を獲得するために宗教を利用する者たちを批判し、ワフド党には選挙法に違反したと告発する苦情は一つも寄せられていないことを指摘した。また、一部の人々が行ったようにそれが合法であれ違法であれ、いかなる方法によってでも有権者らに対して影響を及ぼそうと試みたとする苦情も寄せられていないと指摘した。
また、アル=バダウィ氏は、ワフド党の立候補者らは矜持を保ち、有権者の意思を尊重し、扇動、詐欺、素朴な人々の感情を刺激することの全ての形態から遠ざかっていた。
(後略)
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( 翻訳者:栗原友美 )
( 記事ID:25041 )