停電で2万2千頭の鶏、酸欠死―エラズー県
2012年01月03日付 Radikal 紙


エラズー県モッラケンディ町で停電が発生した結果、換気装置が作動しなくなった養鶏場で2万2千羽の鶏が窒息死した。

12年間、養鶏を営むハサン・イェティムオール氏は、朝方に発生した停電で発電機を作動できなかったと述べ、以下のように語った:

「午前5時頃、停電が起きました。すぐに発電機を作動することができず、間に合いませんでした。養鶏場の扉を開けましたが、時すでに遅しでした。全羽の鶏が死んでいました。所管施設に停電を伝えようと電話をかけましたが、誰も応答しませんでした。イチメ町がこの地域の電気事故を管轄していますが、電話をした時は業務時間外で誰にもつながりませんでした。業務時間内に電話をかけると、2度の電話でやっと一人から返答を得ることができました。所管施設関係者も当該地域の停電に関しては、イチメ町が担当すると電話で言うのです。この問題を何処の誰に説明すればいいのか分かりません。私は、ここで12年間養鶏を営んでいます。何度も助力を求めましたが、私に『自分で対応しなさい』と言います。私が自分で対応する事になるのであれば、電気を供給してくれなくてもいいです。」

停電で換気装置が作動しなくなると中でガスが充満してきたと言うハサン・イェティムオール氏は、鶏は病気ではなく、すべて窒息死したのだと話し、損失額に至っては10万リラ(約410万円)に上ると説明した。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:25058 )