軍事演習「ヴェラーヤト90」で2種の新型ミサイルの発射に成功
2012年01月03日付 Jam-e Jam 紙


 軍事演習「ヴェラーヤト90」のフェーズ「ゴドラト」の3日目にあたる昨日、イランは巡航ミサイル「ガーデル」と「ナスル」の発射実験を行い、前もって用意してあった標的に命中させることに成功した。

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 ミサイル「ガーデル」は最新の地対海ミサイルで、国防省によって大量生産が行われ、すでに国軍海上部隊ならびに革命防衛隊に配備されている。このミサイルは射程200キロメートルで、素早く反応して発射準備を整えることができ、敵の戦闘用船舶や海岸標的物などの標的の破壊を得意としている。低空を飛行し、高い破壊力を有していることも、ガーデル・ミサイルの特徴の一つである。

 また、昨日発射実験に成功したミサイル「ナスル」も巡航ミサイルの一種で、3千トン級の艦船を破壊する能力がある。このミサイルは短距離ミサイルに区分されている。複数の通信社が報じたところでは、海対海ミサイル「ヌール」の発射実験も昨日、海上部隊によって行われ、成功したとのことだ。

 大規模海上軍事演習「ヴェラーヤト90」は、ホルモズ海峡からインド洋北までのイラン南東海域で、先週土曜日(12月24日)から実施されており、本日が最終日となっている。

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 国軍海上部隊による軍事演習「ヴェラーヤト90」の報道官を務めるマフムード・ムーサヴィー第二海軍司令官によると、これらのミサイルはどれも、イラン人専門家らの手によって作られたものだとのことだ。

 同司令官はまた、「海賊たちを取り締まるための作戦〔訓練〕が、海外から来た一部のオブザーバらが見守る中、海上部隊の勇者たちによって〔‥‥〕行われている」ことも明らかにした。

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:25065 )