アムル・ムーサー、米国務次官補とエジプト経済支援について協議
2012年01月10日付 Al-Ahram 紙
■アムル・ムーサー、米国務次官補とエジプト経済支援について協議
2012年1月10日付『アル=アハラーム』
次期エジプト大統領選挙へ出馬を表明しているアムル・ムーサー氏は、ジェフリー・フェルトマン米国務次官補を迎え、昨今のエジプト情勢、エジプト・アメリカ関係、アメリカがエジプト経済を支援するために果たせる役割について協議した。
ムーサー氏は、米国務次官補により示されたエジプト経済の支援に対する姿勢は前向きだと述べ、今後数ヶ月にわたってこの議題の追及を続ける合意がなされたと指摘した。
さらにムーサー氏は、シリアや地域全般の情勢に加えて、ヨルダンで開催された四者会談に照らしてパレスチナ問題の展開について検討がなされたと述べた。
一方でムーサー氏は、[革命発生から一周年となる]1月25日に何が出来るかをめぐって、数々の若者団体や連合組織が主導して諸政治勢力との間で進めている協議の行方を関心を持って見守っていると発言した。
そしてムーサー氏は、国民間の融和を構築し、エジプトとその革命、犠牲者たち、国民にふさわしく、また革命の目標実現の完遂に寄与する形で歴史的な一日を祝うため、こうした努力をさらに強めるよう呼びかけた。
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( 翻訳者:栗原友美 )
( 記事ID:25127 )