カタール首長、シリアへのアラブ軍派遣を提案
2012年01月14日付 al-Quds al-Arabi 紙
カタールのシャイフ・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長
カタールのシャイフ・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長

■カタール首長、シリアへのアラブ軍派遣を提案

2011年01月14日『クドゥス・アラビー』

【ベイルート:ロイター】

カタールのシャイフ・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長は、アメリカのテレビ・チャンネル(CBS)の番組(60分)で放送予定のインタビューの中で、シリアでの流血を止めるためにアラブ軍の派遣を提案した。アラブの指導者でシリアへの軍の派遣を提案したのは、同首長が初めてである。

これは、アラブ諸国がシリアに介入すべきかどうかという質問に対する答えとして明かされた。

(CBSの)ウェブサイトによると、インタビューは日曜日(15日)に放送される予定である。

アラブ連盟のシリア問題を担当する委員会の議長であるカタールの首相は、アラブの監視団が先月(12月)にシリアに派遣されたにも関わらず、殺戮は止まっていないと述べた。監視団は、シリア当局がアラブ連盟の提案を実施するか否かを評価するために派遣された。

また同チャンネルのウェブサイト上のインタビューの中で、カタールの首長はどのようなアラブの介入が成功しうるかは明らかにしなかった。

国連によると、去る3月にシリアのバッシャール・アル=アサド大統領に対する抗議が始まって以来、5000人以上が殺害された。また、シリア当局者によると、武装した「テロリスト」によって治安部隊2000人が殺害された。

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( 翻訳者:山田洋平 )
( 記事ID:25199 )