政府、輸入業者が必要とする外貨の供給を保証
2012年01月25日付 Jam-e Jam 紙

 外国為替市場ならびに金貨市場の制御に向けた中央銀行の努力が続く中、昨日同行の関係者やその他政府当局は市民に対し、市場の雰囲気に騙されないよう注意することが必要だと警告した。

 本紙記者の報告によると、ここ数日のドルならびに金貨の価格は信じ難いほどの記録的な高さに達しており、非正規市場でのドル価格は1ドル約2100トマーン、『自由の春』(8.33グラム金貨)の価格は1枚約150万トマーンとなっている模様だ。こうした中、〔外貨や金貨の〕価格は不安定化して激しく変動しており、市場に渦巻く噂もまたその変動を煽る効果を及ぼしている。

 昨日、中央銀行及び一部政府当局者はこうした状況に対処するための新たな政策を発表した。外国為替市場の分野では、メフディー・ガザンファリー鉱工業商業相が、製造・通商部門で必要とされるすべての外貨を公式レートで供給するとの確実な言質を、中央銀行から得た旨、貿易関係者らに向けて確約した。最新の発表では、公式レートは1ドル約1130トマーンとなっている。

 金貨の分野においても、中央銀行は金貨の前売りに関して新たな方法を発表するとともに、市民らに向けて金貨価格に存在するバブルに注意するよう警告した。このバブルがはじけ、金貨の価格も大幅に下落する可能性があることが、その理由となっている。

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( 翻訳者:8405127 )
( 記事ID:25442 )