16で夫と結婚、18で夫に殺される
2012年02月04日付 Radikal 紙


アイドゥン県インジルリオヴァ群で、一人の子を持つ母親であるオズゲ・ティンギルさん(18)は、2年前に結婚した夫で、刑務所から出所したばかりのイブラヒム・ティンギル(25)によって、ナイフで背中を刺され、喉を切られて殺害された。

服役中に不貞行為をしたという噂があり、口論の末に妻を殺したイブラヒム・ティンゲル逮捕に向け、警察は捜査を開始した。

事件は昨日19時頃、ザーフェル地区ハジュ・アリ・オバス通り39番地で起こった。オズゲ・ティンギルさんは、16歳の時、プラスティック切断技師だったイブラヒム・ティンギルと恋に落ち、駆け落ちした。オズゲさんが婚姻適齢に達していなかったため、夫婦は(公的な結婚ではない)宗教婚により結婚生活を始め、「ケズバン」と名付けた娘にも恵まれた。オズゲ・ティングルさんは昨年11月30日に18歳になったため、夫婦はインジルリオヴァ群役所で公的な婚姻式を行った。彼らの幸福な生活は、イブラヒム・ティンギルが小切手偽造の罪で刑務所入りしたことで悪夢に変わった。

夫の入所後、オズゲ・ティンゲルさんは娘と一緒に義父のオルハン・ティンギルさんの家に住み始めた。しかしその後、オズゲさんが複数の男性と関係を持ったという噂が流れ、若妻の平和は失われた。オズゲ・ティンギルさんはこのために夫の家族と関係をこじらせ、二週間前に、自治体で労働者として働いている実父のドゥルムシュ・セルトさんの家に戻った。先週の月曜日出所したイブラヒム・ティンギルは義父の家に行き、妻を引き渡すよう要求した。オズゲ・ティンギルさんが、噂を信じ込んで彼女を非難する夫の要求を拒否したことで、口論が起きた。口論の後、イブラヒム・ティンギルは娘を連れて去って行った。

翌日再び義父の家を訪れたイブラヒム・ティンギルは、ドアを開けない妻に腹を立て、開いていた窓から中に入った。ティンギルは、腰から出したナイフで妻の背中を刺し、喉を切り、逃走した。近隣から連絡を受け到着した警察と112救急隊員は、オズゲ・ティンゲルさんが亡くなっていることを明らかにした。

警察は、事件後逃走したイブラヒム・ティンギルを逮捕するために地域で捜索を開始した。

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( 翻訳者:藤井彩香 )
( 記事ID:25449 )