エルドアン首相とロシア・メドベージェフ大統領、シリア情勢めぐり電話会談
2012年02月08日付 Radikal 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ロシア連邦のメドヴァージェフ大統領に対し、現在のシリア政権が信頼と正当性を失ったと述べた。

首相府報道局からの発表によると、エルドアン首相とロシアのメドヴァージェフ大統領は、本日(8日)夕刻にシリア情勢に関し、電話で会談を行った。エルドアン首相は、メドヴァージェフ大統領に対し、国連安保理でシリアに関する決定が行われず、本件に関する提案に拒否権が行使されたことへの遺憾の意と憂慮の念を伝えた。エルドアン首相は、シリアでの死者数が7千人を越えており、市民に対する攻撃が今日も続いていることを指摘したという。

エルドアン首相は流血がただちに止められるべきだと述べたとされ、次のような会見内容が発表された。

「我が国のエルドアン首相は、現在のシリア政権が信頼性と正当性を完全に失ったとし、シリアでの事態に対し、全ての人が良心の責任を負っていると述べた。エルドアン首相は、シリアにおける安定と平和の確保のために、トルコとロシアが協調・協力してことに当たることが有益である、と述べた。会見では、トルコとロシアの両外相がシリア問題で接触を続けていることが確認され、協議のために近く会見することが合意された。」

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:25486 )