メッカやメディアでトルコ・アイス?―サウジ資本、アイスクリームのマド社に参加
2012年02月12日付 Hurriyet 紙


トルコの有名なアイスクリームメーカー、マドは、サウジアラビア王国のアブドゥッラー・ビン・サウード・アル=サウード王子が経営する会社ザド・ナショナルと事業提携のための契約を結んだ。契約では、最初の3年以内にサウジアラビアで20店舗のマド・カフェを開業する予定だ。

サウジ王子アブドゥッラー・ビン・サウード・アル・サウードとその一行はカフラマンマラシュを訪れ、マド社の諸施設を見学した

カフラマンマラシュとガジアンテップを結ぶ高速道路沿いにある工場を訪問した王子は、クルル市のマドベヤズ山羊牧場に行き、関係者から話をきいた。その後マド社で開催されたセレモニーで、サウジ王子アルサウードとマド代表取締役メフメト・サイト・カンブル社長は、業務提携のための契約を結んだ。
カンブル社長は行った会見で、初めの3年以内に1300万ドルの投資を計画していると述べた。ザド・ナショナル社にフランチャイズの権利を与えたことを明らかにしたカンブル社長は、「3年以内にサウジアラビアで20店舗のカフェを開く。その後メッカとメディナでこの会社とともにさらなる投資を計画している」と語った。

マドが、今や単なるアイスクリームを販売しているだけではないとするカンブル社長は、ここ5年間海外を重要視していることと、マドというブランドを売り始めたということを述べた。

サウジ王子アル・サウードは、カフラマンマラシュを訪れたことを非常に嬉しく思うと述べ、「マドが得た成功を我が国でも存続させる。既に会社はこの地域、そして我々の国で知られている。我々もこの知名度の上に更なる投資を続けたい。この契約はあくまでも始まりであり、今後さらなる継続があるでしょう」と述べた。

カフラマンマラシュ ムスタファ・ポイラズ市長も会見で、名誉なことだと述べ、「成功が続きますように」と述べた。

セレモニーには、ザド・ナショナル社の関係者モハマド・オマル・シラジ・ワリ氏、アフメト・アッカウィ氏とマドの幹部関係者も参加した。

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( 翻訳者:倉田杏実 )
( 記事ID:25526 )