トルコの軍事企業、アゼルバイジャンにロケット輸出
2012年02月19日付 Hurriyet 紙


トルコの重要な軍事企業であるロケットサンは、アゼルバイジャン軍に107mmと122mmのロケットランチャーシステムを輸出し始めた。

アゼルバイジャン防衛省の注文を受けて初回納入分がアゼルバイジャン軍に届けられたと報じられた。ロケットサンがロケットランチャーシステムに必要なロケット発射装置もアゼルバイジャンに輸出したことが分かった。ロケットサンの関係者は、輸出を否定しないのの、数量に関しては如何なる情報も明らかにしなかった。交わされた契約に従い数量については非公開とされている。輸出は、アゼルバイジャンの公式な通信社であるAPAも報じている。107mmと122mmのものは、砲兵隊と歩兵隊で昼夜を問わず、どんな気象条件でも使用できる。旧式のロケットに比べると、このロケットでは射程距離が延び、TR-107(破壊タイプ)とTRB-107(砲弾タイプ)という二つの異なる弾頭が使える。このロケットは、優れた射撃能力を擁し、11km以内の標的に対して効果的な攻撃力を発揮する。さらに、このシステムは異なる弾薬の使用時に同じ砲撃制御システム、同じ機材、同じ兵士、同じメンテナンス設備を使用するというような素晴らしい兵站上の利点がある。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:25612 )