アゼルバイジャン・ホジャル「虐殺」20年一大抗議集会―ナゴルノ・カラバフ紛争
2012年02月26日付 Milliyet 紙


ホジャル虐殺から20周年のためタクスィム広場で集会が行われた。多数の市民、市民団体、政党が支持した集会の参加者達は、手にトルコとアゼルバイジャンの国旗をもち、様々なスローガンを掲げながらタクスィム広場まで行進した。
集会には、イドリス・ナイム・シャーヒン内相、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル・イスタンブル県知事、アゼルバイジャン国会議員らも参加した。シャーヒン内相は、ホジャル虐殺を非難する演説を行った。
アゼルバイジャンのホジャル郡で起こった虐殺から20年周年のため、タクスィムで何千人もの人が参加した抗議活動が行われた。アルメニア政府とつながりのある武装グループが、ナゴルノ・カラバフ地域のホジャル郡で何百人ものアゼルバイジャン市民を虐殺した。
ホジャル虐殺追悼委員会によって行われ、様々な市民団体といくつかの政党が支持を表明したデモでは、トルコとアゼルバイジャン国旗を手に、しばしば「一つの民族、二つの国家、ホジャルに正義を」というスローガンが掲げられた。トルコとアゼルバイジャンの国歌に続いて声を上げた群衆は、虐殺の犠牲者のためにも黙とうをささげた。
ホジャル虐殺追悼委員会によって組織されたデモは、ガラタサライ広場に集まった多くのグループの行進で始まった。様々な労働組合、市民団体、政党、トルコ各地からやってきた市民の参加によって膨れ上がった群衆は、トルコとアゼルバイジャン国旗を手に、「私達は皆トルコ人だ」「アルメニア人の嘘を終わらせろ」というプラカードとスローガンを掲げて行進した。
行進に参加した人々に、「サルコジ・トイレットペーパー」と描かれたトイレットペーパーが配布された一方、「サルコジという汚れを拭け」というスローガンが掲げられた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:25686 )