カスタモヌで銅の鉱脈発見
2012年03月02日付 Radikal 紙

カスタモヌのハニョニュ郡で、ある私営企業によって行われた試掘調査の結果、「一千万トン」もの埋蔵量の銅の鉱脈が発見されたことが明らかとなった。
アジア鉱業会社による試掘調査により鉱脈があるとの結果を受けて、国際鉱物コンサルティング会社DMTによって、国際的な認定報告のために現地に調査団が派遣された。鉱物技術者らも含まれるその調査団のメンバーらは、鉱山での調査を行った。
DMTトルコプロジェクトユジェル・ブチャクチュ総責任者は、声明を発表し、アジア鉱業会社によって試掘が続けられた現場で、調査が行われ、調査団はこの有意義な調査を続行する予定であると述べた。
アジア鉱業会社ナジ・サリ社長は、地質学専門家が行った調査の結果、共和国史上もっとも大きな銅鉱脈を確認したとし、「1000万トンは固い銅鉱脈を探り当てた」と述べた。
調査団は、調査後、ハニョニュ郡長タネル・ボラト氏とシュクリュ・オジュン市長を訪問した。ハニョニュ郡長ボラト氏は、会社の幹部がハニョニュ郡へ、多くのものを持ち去るためにではなく、多くのものを与えるために来るのだと語っていたと述べ、行われている調査に関して、あとで自分にも報告がなされる予定であることを明らかにした。
一方オズュン市長は、この土地の運命を変える驚くべきことであると述べ、鉱物技術者や地質学者の発表によれば、およそ1000万トンの埋蔵量をほこる、共和国史上最も大きな銅鉱脈が確認されたと述べた。会社がこの地区で銅採掘会社を起業する計画を持っていると述べたオズュン市長は、この起業によりこの地域が活性化されることを強調しながら、「銅鉱脈がこの町の中で発見されたことは喜ばしい。郡内に会社が起業されれば、少なくとも400-500人の雇用が生まれ、これにともない新しい仕事の分野も切り開かれる。再移住によって人口も大いに増えることになる」と述べた。トルコの銅の埋蔵量は分かっているだけで、およそ400万トンであると見積もられている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:甲斐さゆみ )
( 記事ID:25720 )