リビア、トルコ人労働者に期待
2012年03月12日付 Hurriyet 紙

トルコ人労働者は、リビア政変後落ち着きを取り戻しつつあるリビアにおいて、市場の活性化を期待している。

昨年、リビアから仕事をなげうって帰国せざるを得なかったトルコ人労働者は、当地の情勢が落ち着くと再びリビアに戻り始めた。しかしながら市場が停滞しているため、外国人労働者らは(市場の活性化を)期待を込めて待ち続けている。

在リビアトルコ人労働者のアフメト・キョセオール氏は、政変前、リビアには約35,000人のトルコ人が働いていたが、政変後、戻ってきた仲間は未だ非常に少ないと明かした。

キョセオール氏は、リビアに展開するトルコの大企業が活動を再開すれば、仕事も増えるだろうと述べ、これからに希望を持っていると語った。

同氏は、一部のトルコ人労働者が治安を理由にリビアへの入国を避けているものの、懸念すべき治安上の問題は存在しないと強調した。

キョセオール氏は、「どうか安心して下さい。自信があって働こうとする人にとって、ここリビアには、仕事があります。」と述べた。

■「リビアは良い方向へ向かっている」

在リビア31年のネジャティ・アルタン氏もリビアが良い方向へ向かっていると述べた。

「リビアに日常が戻ってきた。仕事も徐々に再開されている。企業も戻ってくるなら、我々も活動を再開する。トルコであらゆる分野で起業したいと思う人すべてにとって、ここは手つかずの場所である。リビア人はトルコ人が好きである。今までリビア人から酷い目にあったこともないし、これからもない」。

ムスタファ・セチェン氏は、仕事がないという問題は徐々に解消されてきているものの、自動車修理工場では人員不足に陥っていると述べた。

セチェン氏は、リビアではあらゆる業界でトルコ人労働者の雇用が創出されると述べ、同国では、労働力のみならずあらゆるモノ・サービスに対し大きな需要がある、と付け加えた。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:25789 )