イスタンブルの空港、オープンゲート方式へ移行
2012年03月15日付 Radikal 紙

イスタンブルのサビハギョクチェン空港では、三月初からオープンゲート方式を採用しており、アタテュルク空港でも早朝にオープンゲート方式が適応され始めた。

イスタンブルの両空港がオープンゲート方式を採用する事で、外国に向かう旅客は、警備上の最終チェックを飛行機に乗る直前の搭乗口ではなく、出国審査前のスペースでおこなうことになる。

新たな適応は、アタテュルク空港の国際ターミナルで朝3:00時に開始された。搭乗手続きと荷物の預け入れを終えた旅客は、出入国審査前に警備上の最終チェックをおこなう。旅客は出入国審査の前に手荷物をX線装置に通した後、セキュリティチェックを通過し出入国審査に向かう。旅客は飛行機の離陸まで、自由に時間を過ごす事が出来る

アメリカ、カナダに向かう旅客機を除いて、外国向けの全てのフライトで旅客は上記以外の検査なしに搭乗できる。関係者は、この方法を採用したことで突然の搭乗ゲートの変更の際にトラブルが発生するのを防ぐことができるとした。

■ハサミとホッチキスでさえ回収

一方、オープンゲート方式を採用前に安全委員会がとった決定によると、オープンゲート方式移行後、出入国審査後のスペースにある店舗やオフィスでもハサミやホッチキスの様な刃物の使用が認められなくなる。更にファストフード店ではフォーク、ナイフの様な刃物や穴をあける道具は厨房の担当者のみ使用可能となる。昨晩、警備担当者は出入国審査後に構えている店舗やオフィスを回ってこの件に関し説明をおこなった。

■乗り継ぎの旅客も空港職員も一人一人検査を受ける

イスタンブルの空港に乗り継ぎの為に訪れ、別の目的地へ飛び立つトランジット旅客には、出国フロアにある制限区域コンコースに入る為にはX線の検査を受けなければならない。また空港職員は制限区域コンコースに入る際にはセキュリティチェックを通過し安全確認を受けることが必要となる。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:25810 )