イスラエル軍関係機構、国境のエジプト側から発砲される
2012年03月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエル軍関係機関、国境のエジプト側から発砲される

2012年3月15日『クドゥス・アラビー』

【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル記者】

昨日[14日]イスラエルが発表したところによると、一つの軍事機関がアル=アウジャー検問所近くの国境から発砲を受けた。これはエジプトの仲介のもと2日前に実施の段階に入った停戦協定にもかかわらず、イスラエル軍戦闘機がガザ地区の目標に対し爆撃を行い、[パレスチナ人]活動家がイスラエル南部に手製のロケット弾を発射した際のことであった。

イスラエルは、軍部省に属する機関の一つが、国境のエジプト側から検問所(アル=アウジャー)の北へ向けての軽火器の発砲を受けたと述べた。

この発砲は機関に損害をもたらした。イスラエルによれば、機関は該当地域で国境セキュリティーフェンスの建設作業に従事していたという。この攻撃により作業員に負傷はなく、該当地域のフェンス建設作業が一時的に中断された。昨年8月のエイラートに対する攻撃においてはイスラエル人8人が死亡している。

イスラエルは、国内へのアフリカ系移民の流入を防ぎ、蒙る可能性のあるあらゆる攻撃を防止するため、エジプトとの国境沿いにセキュリティーフェンスを建設している。

(後略)

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( 翻訳者:田中大樹 )
( 記事ID:25815 )