「母さん、撃たれた」ジュディ山で負傷の警官、母に電話
2012年03月22日付 Zaman 紙


シュルナクのジュディ山でにおいて5人の治安兵が殉職した衝突で、負傷した特別機動隊所属の警官が携帯から母親に電話し「母さん、撃たれた」と言うと、母親はアダナでパニックに陥った。

ジュディ山で軍事作戦を行っていた治安部隊とテロリストの間で午前10時頃衝突が起こった。テロリストによる発砲で5人の治安兵が殉職し、数人が負傷した。

負傷した者の中で5年間警官を務めているエルカン・オヌル・ジャンさんは、アダナ県コザン郡に住んでいる母親のファトマ・ジャンさんに電話をした。電話で息子の 「母さん、撃たれた」という声を聞いたファトマ・ジャンさんは、ショックを受けた。電話口から聞こえてくる銃声で、何キロも離れた所から衝突の証人となったファトマ・ ジャンさんは、息子が殉死したと思いヒステリーを起こした。

ファトマ・ジャンさんは、負傷した警官エルカン・オヌル・ジャンさんの友人らによりシュルナクの病院へと搬送される途中容態が悪化し、その後親戚により運ばれたコザン国立病院で治療を受けた。ファトマ・ジャンさんは精神安定剤の注射を打ってもらい、親戚の努力により電話で話した息子が負傷しただけだとわかると少し安堵した。

自分と同じ警官と結婚しているエルカン・オヌル・ジャンさんは、電話で健康状態がは良好であると伝えた。衝突の様子を説明するとき、「同僚のヤヴズと警部補が殉職しました。私と同じく負傷した仲間もいます」と述べた。

エルカン・オヌル・ジャンさんが軍事作戦で負傷したとの知らせを受け、コザンにいる親戚も父方の家に集まり、その後の状況に関する情報を得ようとしていた。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:25878 )